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- 色度
- 色度座標は、JIS Z8701( XYZ表色系 及び X10Y10Z10表色系による色の表示方法 )及び JIS Z8722 ( 物体色の測定方法 ) に従って求めてあります。
このホームページでは、A光源によるxとyの値のみを記載致しました。その他のA光源でのYの値や、C光源、D65光源でのY、x、yの値が必要な場合は、データが用意されているガラスもございますので、お問い合せ下さい。
- 厚み
- 色ガラスは、肉厚を変えると、それに応じて透過率が変化します。
肉厚変化に伴う透過率の変化については、弊社の提供する「透過率シミュレーションソフト」で計算することができます。 各ガラスの透過率規格は、それぞれのガラスの標準肉厚での透過率規格となります。
- 屈折率
- 屈折率は、代表的なスペクトル線であるd線(587.6nm)について記載しました。
その他のスペクトル線につきましては、データが用意されているガラスもございますので、お問い合せ下さい。
- 化学的性質
- 研磨やコーティングの工程や、保存している間に、ガラスの表面に白ヤケや青ヤケを生じることがあります。
これらの現象が生じる難易度を示す尺度として、白ヤケについては耐水性、青ヤケについては耐酸性によって表示しました。
- 白ヤケ
ガラス表面に水滴が付着したり、温度、湿度の急激な変化によって空気中の水分が、ガラス表面に露結した場合に、ガラス中の可溶性成分と水が反応し、ガラス表面が侵食されて荒らされたり、水の蒸発後の溶出成分や溶出成分と空気中のガス( たとえばCO2 )との反応生成物が析出して、表面が白く曇って見えることがあります。この現象が白ヤケです。 白ヤケ発生の難易度は、粉末法耐水性( Dw )により評価できます。
- 青ヤケ
- 研磨された光学ガラスの表面が水分、酸などによって侵されて表面に干渉色の反射光が見えるようになることがあります。この現象が青ヤケです。
ガラスが水や酸と接触すると、化学反応(ガラス中の陽イオンと水中のヒドロニウムイオンとのイオン交換反応)を起こし、表面に母体ガラスよりも屈折率の低い薄層が生じて、干渉色を呈するようになるからです。 青ヤケ発生の難易度は、粉末法耐酸性( DA )により評価できます。
- Dw (耐水性)
- 比重に相当する重量の粉末ガラス( 粒度 420〜590µm ) を白金かごに入れ、それを純水( pH6.5〜7.5 ) 80ml の入った石英ガラス製丸底フラスコ内に浸漬し、沸騰水中で60分間処理し、その減量率( wt% )によって次の6等級に分類します。
級 |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
減量率( wt% ) |
≤ 0.04 |
0.05 〜 0.09 |
0.10 〜 0.24 |
0.25 〜 0.59 |
0.60 〜 1.09 |
≥ 1.10 |
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- DA (耐酸性)
- 比重に相当する重量の粉末ガラス( 粒度 420〜590µm ) を白金かごに入れ、それを 0.01N 硝酸水溶液 80ml の入った石英ガラス製丸底フラスコ内に浸漬し、60分間処理し、その減量率( wt% )によって次の6等級に分類します。
級 |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
減量率( wt% ) |
≤ 0.19 |
0.20 〜 0.34 |
0.35 〜 0.64 |
0.65 〜 1.19 |
1.20 〜 2.19 |
≥ 2.20 |
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- 熱的性質
- 色ガラスのコーティングや熱処理をするときに必要な熱的性質として、転移点( Tg )、屈伏点( Ts )及び線膨張係数( α )を示しました。
- Tg (転移点)
- 図に示すように、熱膨張曲線の高温側と低温側との接線を延長した交点に対応する温度のことです。
このホームページでは、5℃ 毎の数値を表示してあります。
- Ts (屈伏点)
- 図に示すように、熱膨張曲線の伸びが停止する温度のことです。
このホームページでは、5℃ 毎の数値を表示してあります。

- α(線膨張係数)
- 温域( -30℃ 〜 70℃ )と高温域( 100℃ 〜 300℃ )の平均線膨張係数を 10-7/ Kの単位で表示してあります。
平均線膨張係数は以下の式で定義されます。
α = ΔL / ( L × ΔT )
- 機械的性質
- 冷間加工の時に必要な機械的性質として、ヌープ硬さ及び摩耗度を示しました。
- Hk (ヌープ硬さ)
- 平面研磨されたガラス面に、対稜角が172°30´と130°のダイヤモンド四角錐圧子に、0.1kgの荷重を15秒間かけてくぼみをつけ、次式によって算出します。
このホームページでは数値を10単位にまとめて表示してあります。

- FA (摩耗度)
- 摩耗度はラップ時の相対比率です。測定面積が 9 cm2 の試料を、水平に毎分60回転する鋳鉄製平面皿の中心より80mmの定位置に保持し、1kgの荷重をかけながら、粒度 20µm のアルミナ砥粒に水 20ml を添加したラップ液を、5分間一様に供給し、ラップ前後の試料重量を計量して摩耗重量を測定します。同様に、標準試料として、日本光学硝子工業会指定のクラウンガラス( BSC7 )の摩耗重量を測定して、次式により摩耗度を算出します。
 このホームページでは数値を10単位にまとめて表示してあります。
- 比重
- 4℃ の純水の密度に対する相対値です。
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